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超高齢化社会における加齢性平衡障害に負けないで

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バランス障害は高齢者の転倒・骨折の重大な原因の一つです。

不慮の事故による死因の上位に位置付けられ、交通事故を上回ると言われています。

要介護となる危険性も高く、転倒予防対策は極めて重要です。

人形は独りでは立てませんが、人間は二本足で立てます。そのメカニズムは以下の通りです。

このなかで、特に前庭器(耳のことです)の加齢による低下が著しいといわれます。

これには前庭リハビリが大変有用です。

ほかにも、体平衡感覚低下には足の裏の感覚回復が有用で「青竹踏み」等が推奨され、スクワット等の下半身の筋力トレーニングやタンパク質を中心とする栄養摂取も奨められます。

他にも転倒の原因として歩行機能障害や血圧、視力、認知機能、内服中の薬などが挙げられていて、それぞれの対策をすることが有用とされています。

 

当院では重心動揺計を用いてバランス機能を評価し、フォームラバーを足元に敷いて前庭器の評価を行います。さらに前後左右へ体重移動した時の安定度も評価します。

加齢による障害ではなく、疾病による障害が疑われる場合には眼振検査等を行い正しい診断と適切な治療に結び付けます。

さらに、前庭理学療法研究会に属する理学療法士と連携し、歩行機能の評価や前庭リハビリを実施しています。

TEL 078-939-7801 受付時間:月火水金(9:15~12:35, 15:15~18:35)、土(9:15~12:35)

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