病名について
指摘される病名はすべて慢性のもので、風邪や急性中耳炎などの急性のものは除外されるのが原則ですので注意が必要です。そして、すべての病名が「疑い」であり、診断が確定するのは病医院を受診されての事後措置の段階を経てからになります。
耳垢
鼓膜を診ることが耳垢のせいで困難なもの。耳垢を取るのが目的ではありません。専門医に鼓膜の様子を診てもらってその所見を聴きましょう。
難聴(聴力検査が必要)
学校での聴力検査や問診等で聴力異常が疑われるもの。病医院で検査を受けて下さい。
中耳炎・滲出性中耳炎
耳鏡検査等で慢性化したような中耳炎が疑われる場合に指摘されるものです。したがって、事後措置の段階で、抗生物質を数日程度出されて治るようなものは稀と考えられます。